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中村英樹│Hideki Nakamura
1940 名古屋生まれ
1963 名古屋大学文学部哲学科(美学美術史)卒業
1965・69 美術出版社主催芸術評論募集に入選
以後、新聞・雑誌・展覧会企画などによる評論活動を展開
1986・91 インド・トリエンナーレのコミッショナー
1986 バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレのコミッショナー
1992 「東南アジアのニューアート-美術前線北上中」展(国際交流基金)企画参加
1993 バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ国際審査員
1999~2009 「第1回~第4回福岡アジア美術トリエンナーレ」出品作家選考協議会委員
現在:国際美術評論家連盟会員・名古屋造形大学名誉教授
著書
『鮮烈なる断片―日本の深層と創作現場の接点』(杉山書店)
『日本美術の基軸―現代の批評的視点から』(杉山書店)
『表現のあとから自己はつくられる』(美術出版社)
『新・北斎万華鏡―ポリフォニー的主体へ』(美術出版社)
『ハイブリッド・アートの誕生―東西アート融合に向けて』(現代企画室)
『視覚の断層―開かれた自己生成のために』(現代企画室)
『最深のアート/心の居場所 [実録]窮鳥はいかにして自己救済したのか?』(彩流社)
『アート・ジャングル―主体から〈時空体〉へ』(水声社)
『生体から飛翔するアート―二十一世紀の《間知覚的メタ・セルフ》へ』(水声社)
『〈人型〉の美術史―まなざしの引力を読む』(岩波書店、2011年)
共著
『アートウォッチング-現代美術編』(美術出版社)
『アートウォッチング-近代美術編』(美術出版社)
『カラー版 20世紀の美術』(美術出版社)
『20世紀の美術と思想』(美術出版社)
『「日本画」――内と外のあいだで』(ブリュッケ)他
論文
「『モナ・リザ』の真相」(雑誌『現代思想』2001年10月号、青土社)
「戦後日本美術の自主的な文脈」(雑誌『ARTFIELD 芸術の宇宙誌04』2007年3月、アート農園)
「外部/他者と対話する自立的な内面――仮設の視覚的表現による自己改革」
(雑誌『思想』2008年第5号、No.1009 岩波書店)
「視覚的表現に根差すメルロ=ポンティ―〈間〉とキアスムによる自己救済力の生成―」
(雑誌『思想』2008年第11号、No.1015 特集「メルロ=ポンティ生誕100年」、岩波書店)など
その他
雑誌『美術手帖』2007年3月号特集「アートクラシック」監修・執筆・対談、「描かれた植物との対話」―「(その1)画面を散歩する視線」「(その2)眺める距離を変えて」「その3」 「絵画空間の内に立つ」(雑誌『いけ花龍生』2008年6~8月号、no.578~580)など。
※ウェブサイト「所沢ビエンナーレ「引込線」2011」より転載
引込線での活動項目一覧
2009年「第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線」参加
2011年「所沢ビエンナーレ「引込線」2011」参加
2011
寄稿テキスト
両義的イメージの予感─芸術による人間存在の回復、芸術本来の働きの回復─
収録書籍:『所沢ビエンナーレ「引込線」2011』
2009
寄稿テキスト
人型再生の芽─〈偶像破壊〉の二十世紀を読み直す
収録書籍:『第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線』