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水谷一│Hajime Mizutani
1976年生まれ。コンセプチュアルアーティスト。
定住化の影響、人や動物の認知過程、社会変化、死生観の変遷について思考し、国内外で滞在制作を行う等、様々な機会、状況との影響関係の中で表現の実態や実体を問う。2000年代始めに高速道路を思わせる鳥瞰的風景画でキリンアートアワード(奨励賞、2003年)等、コンペティションを中心に発表を重ね、INAXギャラリー(東京)での個展(2003年)を経た2004年、国際芸術センター青森において環境・場・状況を一体としたインスタレーション『襞(ひだ)』を発表。それ以降、多様な表現手法を用いながら、2021年までに14のアーティスト・イン・レジデンスに参加。2010年「VOCA 新しい平面の作家たち」、2013年「瀬戸内国際芸術祭」、2020年「富士の山ビエンナーレ」他、展覧会に出展。また、2021年「イタリアの三日月」(Azumatei Project、神奈川)等、展覧会企画も行う。2019年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりベルリンに一年間滞在。
関連ウェブサイト
Artist’s Website (2019-2020)
Interview by Coeur et Art (2019)
引込線での活動項目一覧
2008年「所沢ビエンナーレ・プレ美術展 ―引込線―」参加
2009年「第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線」参加
2011年「所沢ビエンナーレ「引込線」2011」参加/実行委員
2013年「引込線2013」参加/実行委員
2015年「引込線2015」参加/実行委員
2017年「引込線2017」参加/運営委員
2019年〈引込線/放射線〉参加(引込線2019実行委員)
2021年「引込線 Hikikomisen Platform」メンバー
2019–2020
表現の不自由
2019
ベルリンで購入された未使用のスケッチブック(38×30×2.1cm)とテキスト
展覧会:うしお企画「距離と伝達」2019年12月14日 – 12月28日/gallery N(愛知県名古屋市)
※〈引込線/放射線〉サテライト・プロジェクト
撮影者:植村タカシ
2017
Tertiary the younger Mud-stone
2017
木炭・紙(設置範囲:幅450cm・奥行き720cm)
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健
LandEscape/432Hzのペンタトニック・スケール
ライブイベント(水谷一企画)
開催日時:8月26日(土)15:30―(50分程度)
開催場所:展覧会「引込線2017」会場内特設イベントスペース
出演者:塩谷雄介
展覧会:引込線2017
寄稿テキスト
絵画と光
収録書籍:『引込線2017』
2015
The Sublime is Now(No.1─4)
2014-2015
紙、鉛筆、四枚のアルミフレーム(各103×72.8cm)
展覧会:引込線2015
撮影者:加藤健
今日の一局(二〇一五年九月二三日)
パフォーマンスイベント(川久保ジョイ・水谷一 共同企画)
開催日時:9月23日(水・祝)10:00-12:00
開催場所:展覧会「引込線 2015」会場内 イベントルーム
企画・演者:川久保ジョイ、水谷一
展覧会:引込線2015
撮影者:箕輪亜希子
旧石器人が残した記憶と技術の造形
講演会(水谷一企画)
開催日時:9月19日(土)11:00~12:30
開催場所:展覧会「引込線 2015」会場内 イベントルーム
登壇者:絹川一徳
寄稿テキスト
さあ、そろそろ楽しい話をしよう
収録書籍:『引込線2015』
2013
ねんねんころりよおころりよ 坊やはよい子だねんねしな 坊やのねんねんのその暇に 糸取りはた織り染め上げて 三つのお祝い三つ身着せ 五つの祝いに四つ身着せ 七つ本裁ち裁つからは つくせ世のため人のため つくせ世のため人のため
2013
構成要素:冷蔵室(幅490cm・奥行509cm・高さ245cm)、冷凍室(幅509cm・奥行250cm・高さ245cm)、テキスト掲載のボード(縦118.9cm・横84.1cm/マグネット仕込みでの壁面装着)
※タイトル:「埼玉県の子守唄(寝させ唄)/出典:日本子守唄協会ウェブサイト」からの引用
展覧会:引込線2013
撮影者:加藤健
寄稿テキスト
※「引込線21013」展覧会場で掲示した作品の一部であるテキストを書籍内作家コメント欄にも掲載/収録書籍:『引込線2013』
2011
私はいつもあなたの計画から外れています
2011
鉛筆、紙
540×272cm
展覧会:所沢ビエンナーレ「引込線」2011
撮影者:加藤健
実際の温度
Actual Temperature
2011
構成要素:青森県上北郡六ヶ所村某所において録音採取された環境音
録音日時:2011年8月11日(木)午前10時-午後5時(7時間)
再生装置:スピーカー、アンプ、ICレコーダー
展覧会:所沢ビエンナーレ「引込線」2011
撮影者:加藤健
寄稿テキスト
収録書籍:『所沢ビエンナーレ「引込線」2011』
2009
夢は覚めるように出来ている
It is made so that a dream is awake
2009
木炭・紙
設置範囲:500×500cm
展覧会:第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線
撮影者:山本糾
寄稿テキスト
100メートルの囲いを伴う奥行き
収録書籍:『第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線』
2008
現像(手前)
2008
鉛筆・紙(272×272cm)
展覧会:所沢ビエンナーレ・プレ美術展 ―引込線―
撮影者:山本糾
寄稿テキスト
人間の本能である睡眠への欲求はその実、“もう一つの現実”の希求のあらわれではないか
収録書籍:『所沢ビエンナーレ・プレ美術展2008 —引込線—』