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東間嶺│Ray Thoma
1982年、東京生まれ。美術家、非正規労働者。
イメージと言葉の融合的表現を思考/志向し、シャシン(Photo)とヒヒョー(Critic)とショーセツ(Novel)のmelting pot的な表現を探求/制作している。2008年に多摩美術大学大学院絵画科油画を修了。2012年4月にWEB批評空間『エン-ソフ/En-Soph』を立ち上げ、以後、編集管理人。2021年3月からは町田の外れでアーティスト・ラン・スペース『ナミイタ-Nami Ita』を主宰。「引込線」には2017年のサテライトから参加し、2019年の〈引込線/放射線〉では展示、イベントのアーカイブ撮影も担当した。近年の展示に、「吉川陽一郎×東間嶺『WALK on The Edge of Sense』」Art Center Ongoing(東京、2018)、「東間嶺×吉川陽一郎(&開)『TORIGOYA』」アトリエトリゴヤ(東京、2020)があり、既刊小説として『死んでいないわたしは(が)今日も他人』、『パーフェクト・インファクションーー咳をしたら一人』 (それぞれWitchenkare Vol. 7, 11)などがある。
関連ウェブサイト
Flickr portfolio/Ray(嶺) Matsuzaki Thoma
En-Soph Official
ナミイタ-Nami Ita
引込線での活動項目一覧
2017年「引込線2017」※サテライト、リファレンスルームへ作品提供。
2019年〈引込線/放射線〉参加(引込線2019実行委員) ※会場、イベント撮影も担当。
2021年「引込線 Hikikomisen Platform」メンバー
2019–2020
行為と場所の記憶/記憶—〈引込線/放射線〉
2019-2020
和紙にインクジェットプリント
展覧会:《引込線/放射線:Satellite Final, or…》 ※〈引込線/放射線〉サテライト・プロジェクト
開催地: higure1715cas
撮影者:東間嶺
東間 嶺×吉川陽一郎(&開)オープン・スタジオ・イベント
「 TORIGOYA 」
2020
展覧会:TORIGOYA ※〈引込線/放射線〉サテライト・プロジェクト
実施日時:2020年2月2, 9, 16, 22, 23, 24日(各日曜日と22日土曜日、24日祝日)
開催地:アトリエ・トリゴヤ
企画:東間嶺
概要:小田急線鶴川駅から徒歩15分強、開発規制地区にしてTBS緑山スタジオほど近くに所在する吉川の制作拠点『TORIGOYA』内に、東間がこれまで同所で撮影してきた吉川のポートレート・シリーズを展示し、入り口の庭ではオープンのあいだ中、旧市立所沢幼稚園や過去の『引込線』でも好評を得た吉川『行為が態度になる時間』の実演を続けた。キッチンでは吉川開が漂泊のカフェ『ムーンサイド』をオープン。一杯百円のオリジナル・ブレンド珈琲をサーブ。日によってはスタジオへ備蓄されたチキンラーメン(100パーセント袋麺!)や、東間が地場鶏卵や根菜を煮て作ったオデンなどが供される場合もあった。
古代火起し先生とコーヒーを飲む
2019
展覧会:〈引込線/放射線〉 第2期:旧市立所沢幼稚園
実施日時:10月27日
企画:東間嶺
ゲスト:吉川陽一郎、吉川開
概要:開発好明『100 人先生』で、『古代火起し先生』と認定される美術家、吉川陽一郎による「火起こし」 のワークショップ。熾された火は吉川の息子、吉川開が提供するコーヒーを沸かし、皆でシェアされる。インフラが制限される会場という条件下において、まさに「インフラ」そのものである火を自力 で発生させ、飲食までつなげることにより、我々は改めて『エネルギー』の身体的実感を得ることができるだろう。
撮影者:東間嶺
「振動する空間」- とある口琴生活者の奇妙な 1日
2019
展覧会:〈引込線/放射線〉 第2期:旧市立所沢幼稚園
タイトル:《振動する空間》- とある口琴生活者の奇妙な 1 日
実施日時:10月27日
企画:東間嶺
ゲスト:口琴生活者らるふ
概要:開発好明『100人先生』で『口琴先生』の認定を受ける「口琴生活者らるふ」による前代未聞の口琴演奏長時間パフォーマンス。幼稚園各所をぶらぶらと歩きながら即興で演奏を繰り広げ続ける「らるふ」の姿と口琴が響かせる倍音は、電力を使わない音楽 — 楽器演奏の原初的な姿 — と現代的な音響インスタレーションが奇妙に融合した何かとして幼稚園へ立ち現れるだろう。
撮影者:東間嶺
滞在制作:行為と場所の記憶 — 旧市立所沢幼稚園
2019
展覧会:〈引込線/放射線〉 第2期:旧市立所沢幼稚園
実施日時:第2期会期全日
概要:旧市立所沢幼稚園で会期中に行われる〈引込線/放射線〉の様々なイベントを、参加者(実行委員、ボランティア、来場者)が自由に撮影し、データを共有しながらダミーやZinとしてまとめたり、Tシャツやポスターとして園舎で公開する複数人型の滞在制作。撮影による〈場〉やイベントの記録行為を複数の視点で共同し、展示を共有することで、分散しがちな行為や場の記録/記憶を集めたアーカイブ構築を目指した。
撮影者:東間嶺
再実演:吉川陽一郎「行為が態度になる時間」
2019
展覧会:〈引込線/放射線〉 第2期:旧市立所沢幼稚園
実施日時:10月19、20、27、28、1、2、3、4日
企画:東間嶺
ゲスト:吉川陽一郎
概要:「引込線 2017」で注目を集めた吉川陽一郎《行為が態度になる時間》が再び!吉川が給食センターのように幼稚園をグルグル「歩き」ます。もちろん、訪問者も、同じように「歩く」ことができます。併せて、会場には電力を用いず「使う」ことができる吉川の「彫刻/道具」が他にも持ち寄られるため、観客は自らそれを体験することにより、何重にも身体と行為(日常所作)の関係を再考する機会を得られるのです。
撮影者:東間嶺
2017
行為のような演技が撮られたことは間違いないだろう
2015-2017
プロジェクター、DVDプレイヤー
(mp4スライド動画上映)
解像度:3458×2304(29.97フレーム/秒)
時間:10分35秒ループ
展覧会:2017年「所沢ビエンナーレ「引込線」2017」 ※リファレンスルーム
撮影者:東間嶺