飯田竜太│Ryuta Iida
1981年生まれ。美術家／Nerhol。
文字や本から、さまざまなテーマを引き出し、芸術作品を制作しています。2021年から遡った以前のある時間では、知識や情報の共有は、その言語を話す民族や土地でつながる文化を強調してきました。2021年、そのつながりは地球全体へと広がり、境目をわざわざ意識して見出すことになっているように感じます。広域的な知識や情報の拡散は、個の輪郭を曖昧にし、それらは輪郭や形を失い、本質的な意味や機能に置き換われ、特定されるようになってきています。知識や情報は様々な意味で不明瞭な、形のない情報に変わられつつある。物質を伴い、質量・重量を要している人にとって、モノ・物質は近い存在だったはずです。であれば、知識や情報も近い存在であったこと感じられるようになってほしい。そんな小さな希望を作品に載せて制作していきたいと思っています。
関連ウェブサイト
website:
Ryuta Iida
Nerhol
引込線での活動項目一覧
2009年「第１回所沢ビエンナーレ美術展 引込線」参加
2009
Book compilation/本の編纂
2009
book/本
23×30×6cm（本のみ）
展覧会：第一回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線
撮影 ：山本糾
