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ブランクラス│blanClass
blanClassは、2009年に横浜の住宅街にある小さなスペースを拠点に芸術を発信する場として設立。同年10月から毎週土曜日にLive Art(ワンナイトイベント+公開インタビュー)をスタート。SNSを積極的に活用しながらその場で起こる作品行為や発言を即座に生け捕りにし、発信とアーカイブをオルタナティブに模索してきた。2012年には拡張計画として、月イチのシリーズ、レクチャー&トークセッションをスタートする。
2013年9月、月イチセッションと改名。現在までに、杉田敦ナノスクール、CAMP、眞島竜男、秦雅則、岸井大輔アジアで上演する、鈴木理策らが担当。2015年から不定期に、週イチセッション(週1回で3ヶ月のセッション)をスタートする。
これまでに、津田道子、平倉圭、中村達哉、前後(神村恵+高嶋晋一)、沖啓介らが担当。他に出張イベントを新・港村(2011・神奈川県)、東京都現代美術館(2013)、森美術館(2013)、Art Center Ongoing(2015)、TWS本郷(2016)などで行っている。
助成:2010年から3年間、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)より助成を受ける。平成22年度 横浜における創造活動助成 先駆的芸術文化活動部門、平成23年度 横浜における創造活動助成 先駆的芸術文化活動部門、平成24年度 横浜における創造活動助成 先駆的芸術文化活動部門。
スタッフ:小林晴夫/安部祥子/宮澤響/西尾佳那/宮川知宙(2017年現在)
関連ウェブサイト
http://blanclass.com/
※ウェブサイト「引込線2017」より転載
引込線での活動項目一覧
2017年「引込線2017」参加
2017
「引込線2017」に参加するにあたり、横浜のBlanClassは閉めて、ほぼ完全出張をした。blanClassの通常業務のすべてを引込線に投げ込むのがコンセプトなのだが、「引込線」は副題に「美術作家と批評家による 第6回「自主企画展」とあるように、展覧会と対等な意義を持って批評家たちが自由なお題で書き上げた論文集と、対になっているプロジェクト。そのことが何よりも「引込線」が特異なところなので、展覧会とも書籍とも異なったレイヤーを展覧会場につくり出そうと考え、ゲストたちには「家族旅行のあいだずっとゲームをしている子供たちみたいな」ことをやってほしいとお願いした。(書籍『引込線2017』より一部抜粋)
企画
小林晴夫
ゲスト(開催日順)
小山友也、村田紗樹、野本直輝、阪中隆文、加藤果琳、関真奈美、おしゃべりスポット実行委員会(奥誠之、宮澤響、橋場佑太郎)、うらあやか、関川航平、岡本大河+宮川知宙、及川菜摘、吉田裕亮
※以下に列挙する、画像の無い企画はBlanClassのwebアーカイブを参照のこと。
小山友也「勝手に引き受けて」
うらあやか「ビーズのネックレスがほどけて」
関川航平「風景のフィラー」
岡本大河+宮川知宙「Z-ゼット-で注目する|28×6」
及川菜穂摘「手紙にのせて」
吉田裕亮「上から見るか、下から見るか」

ステート(村田紗樹)
2017年8月26日(土)ー9月24日(日)10:00ー17:00
音声インスタレーション
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健

Hava a nice day │ パフォーマンス (野本直輝)blanClass@引込線2017
2017年8月27日(土)、9月3日(日)、9月24日(日)13:00ー17:00
パフォーマンス
展覧会:引込線2017
撮影者:宮澤 響

Hava a nice day │ スタンプコーナー (野本直輝)
2017年8月26日(土)ー9月24日(日)10:00ー17:00
スタンプ
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健

おしゃべりスポット実行委員会(奥誠之、宮澤響、橋場佑太郎)
調査:2017年9月11日(月)、15日(金)10:00ー17:00(途中参加、途中退場自由)
完成MAP配布│9月18日(月・祝)10:00ー17:00
素材:実地調査(麦茶、コースター、スポットマップ)
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健

阪中家の偉大な穴(阪中隆文)
2017年8月27日(日)、9月3日(日) 13:00ー17:00
参加型パフォーマンス
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健

こことかそこの間に(加藤果琳)
2017年9月9日(土)11:00-17:00
パフォーマンス
展覧会:引込線2017
撮影者:加藤健
▼以下、2019年の〈引込線/放射線〉の参加者を除く「blanClass@引込線2017」のゲストアーティストのプロフィール。
※全て書籍「引込線2017」より転載。2019年の〈引込線/放射線〉の参加者については各個別ページを参照。
村田紗樹 Saki Murata
1989年神奈川県生まれ。2013年東京造形大学絵画専攻領域卒業。主な展覧会に「whisper-amplifer」(各地、2014年-)、「社会の芸術フォーラム展 躊躇」(HIGURE 17-15 cas、東京、2015年)、始末をかく「生活はふるさとのように上演されている(生活工房ギャラリー、東京、2017年)など。
加藤果琳 Karin Kato
1992年東京都生まれ。2017年広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業。主な活動に「動く二枚の板に挟まれたビー玉のような出来事について」(blanClass、神奈川、2017年)、「untitled」(広島芸術センター、広島、2016年)、「スクランブルヒロシマ」(旧日本銀行広島支店、広島、2014年)など。http://999999karin.tumblr.com
宮澤響 Hibiki Miyazawa
1992年東京都生まれ。2014年東京綜合写真専門学校卒業。主な展覧会に「Worry about the human eye」(space6、神奈川、2011年)、「noise」(同前、2012年)、「BC写真大学修了展」(BankART Mini、神奈川、2013年)「第3回イドガヤ・ビエンナーレ」(blanClass、神奈川、2014-2017年)など。現在はblanClassにてスタッフとして撮影などを担当するほか、アーティストから依頼を受け様々な撮影を手がけている。
関川航平 Kohei Sekigawa
1990年生まれ。2012年筑波大学芸術専門学群特別カリキュラム版画コース卒業。主な展示に「figure / out」(ガーディアンガーデン、東京、2017年)、「SICF18 PLAY」(スパイラル、東京、2017年)、「BankART Life V 観光」(BankART 1929、神奈川、2017年)など。https://www.sekigawa-kohei.com/
及川菜摘 Natsumi Oikawa
1995年東京都生まれ。東京造形大学映画専攻在学。主な活動に「ユーリー・ミラー・ファジー・ファンタジー―抑圧と解放の実験室」(N-mark、愛知、2016年)、「岸井戯曲を上演する。♯7 本当に大事なことはあなたの目の前では起こらない」(blanclass、神奈川、2017年)など。
吉田裕亮 Hiroaki Yoshida
1994年生まれ。東京造形大学在学。主な展示に「OVERLAP」(トーキョーワンダーサイト渋谷、東京、2016年)、「ヒカる、フく、ナガれる」(東京都庁、2016年)など。